iPhoneは完全防水ではない!?防水/耐衝撃にはケースをつけるべし

iPhoneは完全防水ではない!?防水/耐衝撃にはケースをつけるべし

iPhoneは濡らしてはいけないことをご存知ですか?

2016年9月、多くのiPhoneユーザーが待ちわびた”防水”対応の「iPhone 7」が発表され、大きな話題を呼びました。これまでXperiaやAQUOSなどといったAndroid製のスマートフォンに搭載されていた防水性能ですが、iPhoneシリーズでは初めてのこと。

しかし、iPhoneを水に濡らしてはいけないことをご存知でしたか?


iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max、iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone11・iPhone11 Pro・iPhone11 Pro Max、iPhone XS・iPhone XS Maxは最高スペックIP68の防水規格を有しています。
iPhone SE(第2世代)は、iPhone XRと2017年モデルのiPhone X・iPhone 8・iPhone 8 Plusと同じく、IP67となっていますが実は「完全防水」ではありません。それは、iPhoneの防水規格がIPX7等級だからです。

IPX7等級とは、国際電気標準会議で定められた機器の保護性能を表す規格の1つ。iPhoneはIP67等級をクリアしており、この場合、防塵等級「6級」と防水等級「7級」をクリアしていることを示します。

Apple公式サイトでも以下のように説明されており、実は「防水」ではなく「耐水」という表記になっています。

”iPhone は防沫・耐水・防塵仕様となっています。IEC 規格 60529 の IP67 等級に従って制御された実験室条件の下で試験を実施済みです。防沫・耐水・防塵性能は永久的に持続するものではありません。通常の使用状態でも耐性が損なわれる場合があります。水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。”

iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能についてより

IP67等級であるiPhoneは、”一時的な水没”には耐えられるものの、”継続的な水没”に耐えられる仕様ではありません。さらに、水没による故障はAppleでも保証しておらず、何万円もの修理費用が必要になることもあるのです。

では、どうすれば安全にiPhoneを守ることができるのでしょうか?その対策はずばり、一つ上の階級に対応したIPX8対応の防水ケースを使うことです。

この記事ではiPhoneの防水性能の実態について解説し、iPhoneが水没してしまった際の対処法や、水没の危険性からiPhoneを守る”完全防水”対応のiPhoneケースをご紹介します。

うっかり水没させてしまい何万円もの修理費用が・・・なんてことにならないようiPhoneの”防水”の実態をしっかりと理解しておきましょう!

 

 

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▼目次

iPhoneの”防水”性能とは?

iPhone7以降のシリーズでは、機器の保護性能を示す規格でいうIP67等級をクリアしています。IP67は、防塵等級6級、防水等級7級を示しており、防水においては一時的な水没に耐えられる仕様を示します。

では実際どれくらい耐えられるのでしょうか?耐えられる水深や水温はどの程度なのでしょうか?

防水等級レベル一覧表をみてみましょう。

■防水規格

 IEC規格 種類 保護の程度
IPX6 耐水形 あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない
IPX7 防浸形 一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない
IPX8 水中形 継続的に水没しても内部に浸水しない

※参照元:IEC(InterNational Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)規格を元に、日本電機工業会がIEC529に準拠してIP表を規格化

iPhone SE 2やiPhone Xなどが備えるIPX7等級は「一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても、内部に浸水しない性能がある」といえます。 しかし、ここで気をつけたいのが「お風呂での利用」です。

お風呂でiPhoneをそのまま使っても平気?

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iPhoneは「防水性能があるからお風呂で使っても大丈夫だろう」と思われがちですが、前述の通り、iPhoneはあくまで耐水性能を備えているに過ぎません。水没させている時間が長すぎると、故障する可能性があります。

それよりも注意したいのが、防水試験では水温や入浴剤は考慮されていないことです。つまり、お風呂の水蒸気や入浴剤の成分がiPhone内部に入り込み、故障の原因になることは十分に考えられるのです。

そういった危険性を理解した上で、お風呂での使用を控えるか、絶対に濡らさない工夫が必要です。

水没したらまずやるべき応急処置は?

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水没は時間との闘いです。すぐに自ら引き上げても、一度染みこんでしまった水は、ジワジワとあなたのiPhoneを浸食していきます。

そんなとき、少しでもiPhoneのダメージを軽減するためにやるべき応急処置の手順を覚えておきましょう。

手順1:真っ先にiPhoneの電源をOFFにする
実は一番重要なポイントです。電源が入った状態で放置すると、中に入った水分でショートを起こしてしまう可能性があります。

ショートすると高い確率で致命的な損傷となり、データが消えたり、場合によっては二度と電源が付かなくなるなど最悪なケースに発展することもあります。

手順2:カバーを外し、水分をよくふき取る
電源を切ったら、すぐにスマホカバーやアクセサリを外して、本体の水気をしっかりふき取りましょう。

特にイヤホンジャックの中やホームボタン部分など、水が内部に侵入しやすそうな箇所は、念入りにふき取ります。綿棒やティッシュのこよりを作り、内部までしっかりとふき取りましょう。

ここで丁寧にふき取るか否かで、iPhoneの復活に大きく影響します。

手順3:SIMカードを抜き取る
SIMカードが濡れてしまうと、データ通信や電話などの利用に支障が出てしまいます。データを守るためにも、SIMカードはすぐに抜き取りましょう。

SIMカードはiPhone側面にあるSIMトレイの穴にSIMピンを差し、トレイを押し出して抜き取ります。

ただし、タオルなどでごしごし拭くと故障の原因になりかねないので、やさしく拭き取りましょう。

乾くまでは焦らずに待ち、落ち着いて対応してください。

反対に、水気を切ろうとiPhoneを振ったり、ドライヤーで温風を当てるなどの行為はNGです。かえって侵食を進行させてしまうため、絶対にしないようにしましょう。

Appleの保証サービスに未加入だと、修理費用は約3~6万円!?

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応急処置が済んだら、すぐに修理に出します。しかし、その費用は決して安くはありません。

Appleサポート公式の修理価格表を見てみましょう。

■iPhoneの画面修理サービス料金

機種名

修理価格

iPhone 13 Pro Max

42,680 円

iPhone 13・iPhone 13 Pro

36,680 円

iPhone 13 mini

30,080 円

iPhone 12 Pro Max

42,680 円

iPhone 12・iPhone 12 Pro

36,680 円

iPhone 12 mini

30,080 円

iPhone SE (第 2 世代)

15,950 円

※上記料金はAppleCare+未加入時のもの、いずれも税込です。最終的な修理サービス料金は製品の診断テストを行った上で確定されます

いかがでしょうか?とても安いとは言えない金額ですよね。

そこで、iPhoneユーザーの方はAppleCare+ for iPhoneの加入という選択肢があります。Appleが提供する補償サービスのことで、通常のApple Care+だと90日間の保証が2年間に延長されます。

公式サイトでは以下のように紹介されています。

すべてのiPhoneには、製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償サポートがついています。AppleCare+とAppleCare+ 盗難・紛失プランのどちらに加入しても、保証とサポートが延長されます。さらに、テクニカルサポートの優先対応や、過失や事故による損傷に対する修理などの追加サービスを受けられます。

引用元:AppleCare+ - iPhone - Apple(日本)

加入しておくと全モデル一律で「画面または背面ガラスの損傷」が3,700円(税込)、「過失や事故によるそのほかの損傷」が12,900円(税込)と、かかるコストはグッと抑えられます。

ただし、AppleCare+ for iPhoneに加入していたとしても、修理に出す手間と直るまでの待ち時間は、未加入時と大差ありません。

iPhoneはもはや、メッセージアプリ、動画、ゲーム、ICカード、クレジット決済機能等、生活のワンシーンに深く関わっています。数時間手離すだけでもソワソワするのに、何日間も修理に出してしまったら…...日々の生活に与えるダメージは計り知れませんよね。

また、前述したように、防水対応といえ限られた環境でしかその性能は発揮できません。

あなたのiPhoneを一番安全に守るは、防水性能を過信しすぎないこと、そして水没しないための対策が必要なのです。

ここからは、水濡れを気にせずiPhoneを安全に使いたい方のために、”完全防水”のiPhoneケースをご紹介します。

iPhoneを水没から守るには”完全防水”ケースを使おう

“完全防水”ケースはその名の通り、大切なiPhoneを水没から守るために、頑丈な作りになっています。

よく、ビーチリゾートや海外で見かける防水ケースは、

「かなり分厚いし、持ち運びに不便そう・・・」
「見た目もイマイチで、普段使いできなさそう・・・いや、できない!」

と、そのデザイン性がどうにも不恰好で普段使いしにくい印象がありますよね。

そこでおすすめなのが、防水等級レベル「IP68」の性能を持つ完全防水のiPhoneケースです。

そのうちの1つ、人気シリーズの『ARMOR-X IP68 Waterproof Protective Case』は、防水、防塵、衝撃性能を持った最強ともいえるケース。水深耐久性は最大水深1.5mで、1時間連続で潜っての使用が可能です。海水浴やプールでも写真や動画を撮って楽しむのはもちろんですが、食事中テーブルに置いたiPhoneに、水やスープをこぼしてもバッチリ保護してくれます。

さらに、耐衝撃性もアメリカの軍用規格「ミルスペック」に合格しており、高さ1.2mから落としても壊れない強靭性を誇りますので、アウトドアシーンにもピッタリです。

携帯に便利な『ストラップ』『カラビナ』付きなのも、いいですね。

Electronics - iPhoneは完全防水ではない!?防水/耐衝撃にはケースをつけるべし防水・耐衝撃・防塵の性能をもつ『ARMOR-X IP68 Waterproof Protective Case』

性能が進化したからこそ、あらゆる生活シーンにiPhoneは欠かせません。どんな場面でもiPhoneをしっかり守り、万が一のトラブルにも対処してくれるという安心があると、もっと自由にiPhoneを使いこなせそうですね。

なお、正規代理店からの購入に限り適用となりますので、保証対象となる商品や注意事項・適用条件をよくご確認のうえご利用ください。

まとめ|水没を防ぐには日頃の注意が大切。もしものために防水ケースを

実は完全防水ではなく耐水性能のiPhoneシリーズ。衝撃にもめっぽう弱く、画面がバキバキに割れたままiPhoneを使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回ご紹介した”完全防水”のiPhoneケースなら、雨の中での使用はもちろん、水深1.5mまでならプールや海の中でも使用できます。万が一落としても壊れない、頑丈な耐衝撃性能も嬉しいですね。

約9千円前後と少々お値段は張りますが、故障した場合の修理費用を考えると決して高い値段ではないかもしれません。

防水・耐衝撃ケースでしっかり保護し、iPhoneを長く大切に使いましょう!

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