KEYone特集Vol.2:Blackberry KEYone愛用者が語る、今後の展望
-BlackBerry KEYoneインタビュー後半!
インタビュー前半では、BlackBerryの魅力について熱く語ってくれた黒川さん。
そんな愛好家だからこそ、「BlackBerryには、もっとこうなってほしい!」という想いもあるはず。
後半は、黒川さんから見た「BlackBerryの今後の展望」について伺いました。
BlackBerry人気、実はアジアがNO.1?
黒川:
カナダ生まれということもあって、アメリカ系の海外ドラマに頻繁に登場するのですが、
実際に一番人気があるのは本国カナダではなく、タイ、インドネシア、サウジアラビアなんですよ。
理由は明確で、「圧倒的な価格の安さ」です。
タイでBlackBerryを買うと、日本円で1000円~3000円くらいで買えます。
セキュリティが高いのも人気の理由ですが、やはりアイフォンは東南アジアでは高すぎてしまって。
富裕層でもない限り、スマホはBlackBerryユーザーが多いようです。
また、バンコクのオフィスビルや高級ショッピングセンターなどでは、BlackBerry用のアクセサリーも豊富に販売されています。
もしかしたら、タイで一番人気のスマートフォンかもしれませんね。
日本にも、コアなファンは存在する
黒川:
よく聞くのが「BlackBerryって昔ドコモから発売されてたよね?」というコメントです。
認知度は、アイフォンや他のアンドロイドと比べると高くはありませんが、意外とコアなファンはいます。
ただ、年齢層は高めですね。特に30代後半~50代前半のミドル層が国内ユーザーの9割を占めているのではないでしょうか。
男性だけでなく、女性で愛用されている方もいらっしゃいます。
最近聞いた面白い話だと、カフェやスタバにいくと、“コーヒー with B (BlackBerry)”という
フォトジェニックな写真を撮るファンの方がいらっしゃるみたいで(笑)
(写真:Blacomoより)
インスタグラムなどにアップして、愛用しているBlackberryを自慢したいんでしょうね。
気持ちは凄くわかります。(笑)
BlackBerryって、持っていると「俺(私)は、本当にいいものを分かっている」という
ある種の優越感を得られるんです。理由は、BlackBerryのセキュリティの高さ、デザイン性、使い易さなど、人それぞれ違うと思います。
ただ、これらの魅力は誰でも知ってるわけではないのが、現状です。
だからこそ、「特別感」を味わうことができ、「所有欲」が満たされるんです。
はまる人は、どっぷりはまる。そんなスマホなんです。
BlackBerry、こんな人におすすめしたい
黒川:
特にオススメしたいのは、ライターさんでしょうか。
というのも、BlackBerry KEYoneは、バッテリーの持ちの良さがいいので、
ライターさんのようにしょちゅうメモを取ることが多かったり、録音することが多いですよね。
そんなとき、KEYoneならメモ取りがとても楽ですし、
キーボードに慣れている方はさらにスムーズにできると思いますよ。
通信速度も問題ないので、電車移動中やカフェでの
ちょっとしたスキマ時間を有効活用するのに向いているのではないでしょうか。
他のスマホに慣れている方でも、BlackBerryは優秀な「サブ端末」として使えると思いますよ。
「1つカバンにあると嬉しいアイテム」とです。
これは個人的な意見ですが、アイフォンってちゃんとガタがくる気がしていて。
耐用年数でいえば、2年くらいな肌感で。
で、2年経過したころにちょうど新しいモデルが発売される、みたいな。
それと比べると、BlackBerryの耐用年数って長いんですよ。
私が使っている機種で、10年間メンテナンスしていないものがありますよ。
飽きがこない。使うたびに愛着がわいてくる。
黒川:
10年間使っていて、「飽きたなぁ。」と感じることが全くないんですよ。
というのも、1つ1つ特徴があって、「イメージが一新」というよりは、新しいモデルがドンドンでてくる。
どれも特徴があって魅力的だから、すべて揃えてしまうんです(笑)
BlackBerrryって、安心して長く使えるスマホなんです。
使えば使うほど、味が出てくる。細部までこだわって作られているところは、まさに職人技です。
きちんと使ってみたら、日本人に好まれるスマホだと思っています。
BlackBerry、今後の未来は
黒川:
BlackBerryが唯一弱いと思っているところがありまして。
それは、プロモーションの仕方です。
例えば、アップル製品は売り方がすごくうまい。シンプルなんだけど、相手の心に響く。
万人受けする売り方が、ものすごくうまいと思います。
このエッセンスは、BlackBerryにもある程度取り入れてもいいのかなと感じます。
BlackBerryは、どうしても「孤高の存在」という印象があります。
だから、無理やり万人受けにする必要はないと思うんです。
アップル製品とは、区分けされているスマホだと思います。
今後、具体的な活用シーンがもっと広まるといいなと感じています。
そうすれば、ファンは自然とついてくる。
私がBlacomoでBlackBerryの情報を発信しているのも、その使命感があるからです。
「BlackBerry KEYoneが、1台あれば、生活がこんなに変わる!」
そんな風に感じてもらえるように、ターゲット別に魅力を伝えていく必要があると思います。
例えば見た目は黒や白といったシンプルなBlackBerryではありますが、
ストラップホールがあること、カバーの色を変える専用アクセが販売されているなど、
実はカスタマイズもできるスマホなんです。
女性の中には「機能性は最高!でも見た目はもう少し可愛くしたい・・・。」
と、感じている方もいるはず。このような潜在層にも積極的にアプローチしていけたら、と感じています。
より多くの方に、「こんなスマホがあったんだ!」と実感してもらえたら幸せですし、
BlackBerryの歴史やスペックを知った上でどっぷりはまってくれたら、最高ですね。
最後に
黒川:
BlackBerry KEYoneはもちろん、BlackBerryシリーズの可愛さを、
もっと多くの人に伝えられたらいいなと思います。
そのために、今後もBlacomoに多くの情報を掲載していきます。
いつか、山手線に乗ったら「目の前に座っている女子高生たちが、
こぞってBlackBerryを使っている!」そんな風景を、見てみたいですね。
違いの分かる、女子高生。きっと、ものすごくカッコイイと思います(笑)
【執筆協力】
Blacomo代表 黒川悠貴
16歳からBlackberryを愛用して約10年。
国内・国外のBlackBerryに関する情報を、
どこよりも正確に発信するサイト「Blacomo」を運営。
また、BlackBerry機種別の国内相場や、BlacomoNEWSとは別に
コアな情報を届ける無料メールマガジンを配信し、
国内ユーザーが気軽に情報交換や会話が出来るLINEグループも提供中。
BlackBerry正規代理店、株式会社FOXとも連携し、
BlackBerryの魅力を多くの人に届けている。
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【 取材・撮影日:2017年06月23日 】