2018年6月5日、『ケイト・スペード ニューヨーク』の創始者ケイト・スペードがマンハッタンの自宅の寝室で亡くなっているのが発見されました。55歳でした。
ファッション雑誌『マドモワゼル』誌のアクセサリーエディターを経て、「パーフェクトなバッグをデザインしたい」という思いから1993年に夫であるアンディとともに自身のブランドを立ち上げたケイト。そのデザイン性の高さがファッション界を席捲し、多くのセレブも愛用するブランドへと成長していきました。
ケイトとアンディの夫妻は、2007年にリズ・クレイボーン社に株を売却して離れ、ケイトは育児に専念することになりました。後を継いだデボラ・ロイドによって、2017年には269の国と地域で180店舗以上を展開されるようになり、バッグやアパレルだけでなく、アクセサリー、子供服、フレグランス、インテリア雑貨なども扱うようになりました。その中にはスマホケースのようなガジェット向けのアクセサリーもラインナップされています。
とはいえ、ケイトのデザインしたスペードのロゴのブランド力は不朽。そのロゴを身にすることによって、ケイトの色褪せない意思を伝えていく、という気持ちでグッズを持つという人も多いのではないでしょうか。